雇用形態ごとに働き方は変わる!

介護職の働き方として最も安定していると言われるのが、介護福祉士です。
介護福祉士という国家資格を取得することで、安定した給与を得ながら介護の仕事に従事することになります。

働き方は施設によって多少異なりますが、基本的に日勤が中心となります。
入居型の老人介護施設で働く場合は、日勤と夜勤が組み合わさったシフト制で働くことになります。
月に数回程度の夜勤がある以外は、ほぼ日勤です。
シフト制のため、土日に出勤したり、平日が休日となったりします。
働き始める前に介護職のシフト事情を知っておくと、スムーズに働けるでしょう。

事業所ごとに雇用契約を結び、正社員として働くことでより安定した給与を得ることができるのが魅力です。
また、長く働くことでケアマネージャーへの道が開かれることもあって、長期的な視野に立ってキャリアを形成することができ、介護のプロフェッショナルを目指すことができるのも介護福祉士の強みでもあります。

他方で、登録ホームヘルパーという働き方は、パートタイムでの雇用形態となっています。
空いている時間を有効活用して働きたいという主婦の方に人気が高く、介護の仕事を始めてみたいという人も新しく参入しやすい仕事です。

登録ホームヘルパーの仕事は、訪問介護が主な仕事になるので、働いた分だけ給与を得ることができる時間給となっています。
訪問介護の要請があるときに利用者の自宅に行き介護サービスを提供するため、直行直帰ができる仕事です。

また、登録ホームヘルパーの場合、時間給がとても良く、深夜の勤務の場合には深夜手当がつくのが魅力です。深夜の待遇が良いということもあり、夜勤専属で仕事をする登録ホームヘルパーの方も増えています。